「どうする高齢親」 の始まりと、その時のリアル
「母が、初期の認知症らしい」
久しぶりに兄からLINEが来たとき、正直なところ、私の感想は「まじか」でした。
心配とかショックとか怒りとか、そういう感情ではありませんでした。
そういえばここ半年くらいの母は、電話で話していても言葉に詰まったり、会話が噛み合わないことが増えたな、とは感じていました。 でも、もともと話し方に明瞭さがない人だったし、年を取るとそんなものなのかな、と思っていました。
そして実家にはコロナもあって、5年以上行っていない状況でした。
調べても見つからなかった「その手前」の情報
とりあえず何をすればいいのかも分からず、検索しましたが、出てくるのは介護保険、施設選び、成年後見人――
「いや、そこまで(たぶん)行ってないんだけど…」
でも、なんと検索すれば良いのかもわかりませんでした。
「介護未満」の段階に必要な情報って、探しづらい。
親に会う前に作った「チェックリスト」
そんな中で、「せめて自分が確認したいことだけでもまとめておこう」と思って「チェックリストを作りました。事前に兄にも共有して、聞けそうなことから確認しようということに。
父母の通院状況とお薬手帳の確認
薬の管理はどうしているのかも確認できると◎
お薬手帳は写真を撮っておくとあとあと便利!
病院や行政からの書類が届いているか(とくに認知症関連)
私たち世代では、行政側からなにか届くのかもわからないので。
通帳・マイナンバーカードや保険証の所在
まずは、「いつもどこに置いてる?」くらいの確認でOK。
これもできたら写真を撮っておく。
家族LINEグループを作る
簡単に情報共有できる体制を作る。
↓画像のダウンロードやスクリーンショットで、ご家族間での共有などにお役立てください。
また【📋コピーする】でリストがテキストでコピーできます。

確認できたこと・できなかったこと
実際に会ってみて、用意していったリストの内容をすべて確認はできませんでした。
ですが、父母の通院状況やお薬手帳、薬の管理については確認できました。
健康に関する話題は、「最近どう?」という延長で聞きやすく、自然と会話にできたように思います。
一方で、お金や通帳の話になると、母が嫌がって💦
ただ、横にいた父は「もう子どもに任せようよ」と言っていて、その言葉にはちょっと驚きました。
でも、考えてみれば――5年以上ぶりに会った私に、いきなり何でも話せるはずもなく。
家族の中でも温度差があるんだなと感じたのと同時に、こうして話題にできたことでこの時点では十分だったように思います。
同じような不安のなかにいる誰かへ|「介護未満」のこと、少しずつまとめていきます
“介護”というには早い。 でも、“まったく問題ない”とも言い切れない。
そのあいだの、名前のないグレーな時間を、私は「介護未満」と呼んでいます。
同じように、
「なんか最近ちょっと、前と違うかも?」
「年のせいって片づけていいのかな…?」
そんな漠然とした不安の中にいる方にとって、この記録が、なにかのヒントになれば嬉しいです。
これから、実際にやったこと・やろうとしていることを、少しずつ記事にしていこうと思います。
↓このころ手にしていた本はこちらです。
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高齢の親が気になりはじめたとき、「こんなことに気をつけておくといいよ」ということを教えてください。
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👉 おみやげプロンプトの楽しみ方・使い方をまとめた記事はこちら
※この記事は、筆者個人の体験と気づきを記録したものです。
判断に迷う場合は、ご自身で抱え込まず、地域の包括支援センターやかかりつけ医など、公的な窓口・医療機関にご相談ください。
下記は、認知症や高齢者支援についての基本的な情報がまとまった信頼できるサイトです。
「もしかして…?」と思ったときは、まずはここから確認してみるのもおすすめです。
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