「防災ポーチ」と聞くと、災害時用に備えたもの…と思う方も多いかもしれません。
ですが、普段から痛み止めや絆創膏、モバイルバッテリーを持ち歩いている人は多いと思います。
私も同じで、災害のためというより「普段よく使うから」です。
そこにレジャーシートや博物館で使うペンライト、カフェで使う耳栓、募金箱に入れる小銭など、持っていれば良かった💦と思ったものを足していき、外出時に災害に遭うこともあるよね、と防災用品も足したました。
こうしてできたポーチですが「どこで災害に遭うかわからない」という心配を少し減らすことができています。
私の防災ポーチは「基本セット」と「追加アイテム」の2つ
私のポーチは大きく2つに分かれています。
- 徒歩圏内や普段の買い物など、日常の外出で持ち歩く「基本セット」
- 電車移動や外泊を含むような、ちょっと遠出のときに足す「追加のアイテム」
もちろん、夏場は日傘や扇子も持って出かけます。
【基本セット】いつもバッグに入れているもの
巾着ポーチに手鏡・ペン・ウエットティッシュ・ミニブラシ・小物ポーチ・トイレスプレー・眼鏡をいれて、いつもバッグに入っています。

“小物ポーチ”に入れているアイテムリスト
小物ポーチには、普段の困りごとにつかうアイテムと外出をより楽しむアイテムが入っています。

博物館で、暗い展示エリアに「ペンライトの使用OK」と書かれていて、持っていればよかった…と思ったことがあります。


①小銭 (100円玉×5枚、コインロッカーで必要になったり募金箱に入れることも)
②有線イヤホン (有線であることのこだわりはまたあらためて)
③ペンライトとはさみ
④メモ用紙
⑤ビニール袋
⑥テーピングテープ (捻挫しやすいので、たくさん歩く日は事前に巻きます)
⑦絆創膏
⑧常備薬 (息子の片頭痛の薬には赤い印を付けています。慌てている時でも解りやすく。)
⑨エチケット袋 (凝固剤入り。息子の片頭痛対応用)
⑩レジ袋 (普段もスーパーでマイバッグ忘れた!と思って使うこと多々あります💦)
⑪生理用品・下着ライナー
⑫ハンドクリーム (冬に出先で使いたくなることありませんか?)
⑬ダブルクリップ (出先でお菓子の袋を開けたらチャックが付いていない!なんてことありませんか💦)
⑭耳栓 (カフェや図書館でほかの方の声や音が気になった時に)、タコ糸(ペンライトを首から下げられるように)
⑮マスク
⑯一人用レジャーシート (コーヒーでも持って公園で座ろうかな、という時にも。約45cm×60㎝、使わなくなった100均のレインコートを切って作りました)
【追加アイテム】遠出するときに追加する防災グッズ
遠出のときは、いつものポーチに以下のアイテムを追加します。
外出時間や天気、目的地によって持っていくものを調整します。


電車に乗っているときにスマホの充電が切れ、そのうえ電車がまさかの運転見合わせ。家族に連絡できず迷惑をかけたことがあります。
- モバイルバッテリーと充電ケーブル (スマホが4回フル充電できるもの)
- エマージェンシーブランケット (かさばるので、夏だったらいらないかな、と思ってしまっています)
- ポンチョ (行先と天気予報しだいです)
- 防災用品ポーチ (次項で紹介します)
防災用品ポーチの中身のリスト
一般的なリストによくある、圧縮タオルやラジオは入っていません。
↓実はこちらもニャッキのポーチ。(見分けが付きにくくてすみません💦)


①軍手 (コンパクトさで選んだので防刃ではありませんが、滑り止めが付いたもの。ワークマンで購入)
②無印のセルロースシートを半分に切ったもの (よくリストに入っている圧縮タオルの代わり。絞って何度でも使えます)
③黒いごみ袋 (40L、荷物をまとめるだけでなく、穴を開けて被ったり、体に巻いて防寒にしたり。黒なのでトイレの目隠しにも)
④軽食 (冬は塩タブレットではなくてのど飴やチョコレートに交換)
⑤アルコール消毒綿
⑥携帯トイレ (大小兼用、一番出番がないことを祈るもの💦)
⑦大き目の絆創膏 (靴擦れ防止にも)
⑧レジ袋
⑨ビニール袋 (ビニール手袋を兼ねて)
実際に役に立った!持っていて良かったもの
ありがたいことにまだ災害にあって使ったということはありません。
レジ袋・ビニール袋はゴミ入れや荷物整理に
出先でゴミをまとめたり、マイバッグを忘れたときに。
イヤホンは移動中や待機中に活躍
使いたい時に持ってないことが多くて、常に持ってることにしました!有線タイプだから充電の心配もありません。
レジャーシートは公園休憩にも
写真のように公園でおやつを食べるときにも活躍。非常時には待機場所や駅でも使えますね。

軽食(チョコや飴)は空腹時のイライラ防止に
私は空腹になると頭の働きが極端に落ちたりイライラとするので、外出時にカフェなどで休憩が取れない時に役に立ってます。その時に毎回持ってて良かったと思います。
経験談から取り入れた“アイテム”
SNSで見かけた停電中の電車でのこと
「電車が停電で立ち往生。トイレは使えたけど真っ暗。スマホのライトは手がふさがって使いにくい。首から下げられたらよかった」
この体験談を読んで、私もポーチにタコ糸を入れました。ライトを首から下げれば両手が自由に使えます。
100均で買ったもの・買わなかったもの
100均で揃えたもの
- ビニール袋、レジ袋、アルコール消毒綿、ウェットティッシュなどの消耗品
- 耳栓・・・100均ので十分かなって思っています
- 静音アルミブランケット・・・これは100円ではないのですが、ダイソーで静音タイプを売っていたので買ってみました。
- レインポンチョ・・・やはりコンパクトさでは100均のが優秀です。
- レジャーシート・・・もともとは100均のレインコートです。切ってレジャーシートにしました。
- ビニールポーチ・・・いろいろなサイズが売っていて便利です。お気に入りのキャラクターものは選ぶのも持って歩くのが楽しくなるのでおすすめです。
- ホイッスル・・・写真には写っていませんが、家族分買いました。
100均では買わなかったもの・売っていなかったもの
- 軍手・・・薄手のものが欲しかったのでワークマンで買いました
- 携帯トイレ・・・大小兼用のものは100均にありませんでした
- エチケット袋・・・100均にあるものは凝固剤が入っていなかったり簡易的な物だったので、ドラッグストアで買いました
いらないもの/代用できるもの
本当は持って歩くべきとは思いますが、あれもこれもと持って歩くと大変な荷物になってしまいますので、他のもので代用できればそれで良いと思います。
ビニール手袋
必要になったらビニール袋を手にはめても良いかなと思いうので、用途の制限される手袋よりビニール袋を多く持ちたいです。
圧縮タオル
絞って何度でも使えてコンパクト、というのであればセルロースシートの方が吸水力もありそうですし、未使用のものを入れておけば清潔だと思います。
ラジオ
モバイルバッテリーを持っているなど電源が確保できればスマホアプリの方が便利だと思います。スマホによっては有線イヤホンがアンテナ代わりになって、Wi-FiがなくてもFMラジオが聞けるものもあります。
まとめ・いつものカバンに、あと何があればいいのか?
防災ポーチは「これを持っていれば完璧!」という正解があるものではありません。
暮らし方や家族構成、体質、通勤通学の方法によって、必要なものは変わります。
ホイッスルもカバンの奥底より、すぐ手に取れるところにあった方が良いです。
私は鍵と一緒にリール付きのキーホルダーでバッグに付けていますが、あなたのホイッスルはどこにありますか?
「いつものカバンに、あと何があればいいのか?」
あなたの“追加アイテム”を、ぜひ一度見直してみてください。
安心と快適が増えるはずです。
👇このブログのカテゴリーや人気のある記事の紹介をまとめています
最後まで読んでくれたあなたに|ChatGPTおみやげプロンプト🎁
ChatGPTにコピペして使ってみてね!
災害などで「家に帰れないかも」と思ったときにまずするべきことを、防災士になりきって答えてください。
【📋コピーする】「おみやげプロンプトってなに?」「ChatGPTをダウンロードしたい」と思った方へ
👉 おみやげプロンプトの楽しみ方・使い方をまとめた記事はこちら
※本記事では筆者の体験や工夫を紹介していますが、災害時の対応や避難情報については、各自治体・政府機関の発信をあわせてご確認ください。
コメント